高齢者の介護は24時間365日休みなく行われるものなのですが、普通の方が休んでいる時間帯である夜間に徘徊する高齢者は少なくありませんよね。ただ夜間は一緒に生活している家族が眠っていることもあり、うっかり転倒して骨折してしまうなどの事故が多発しやすい時間帯です。そのため、介護サービスの中には夜間でも利用できるものが増えてきています。そんなナイトケアサービスの種類としては、ショートステイ・お泊りデイサービス・夜間対応型訪問介護の3つが代表的なものとして挙げられています。
ショートステイやお泊りデイサービスは、施設に短期間宿泊することで夜間も対応してもらうことができます。どちらの場合も介護職は夜勤として泊りがけで宿泊している高齢者の介護を行うようになっており、必要に応じて数日間連泊する高齢者も少なくありません。
また夜間対応型訪問介護は、名前の通り夜間帯でも介護職が訪問して排泄介助や安否確認を行うサービスです。また自宅で転倒するなどの事故が発生した際にすぐに駆け付けることもあり、自宅で1人暮らしをしている高齢者などが利用することが多い傾向が見受けられます。
このように夜間に利用できるナイトケアサービスは徐々に増えてきています。介護サービスは日中に利用しているからと遠慮せず、上手に夜間も利用してできるだけ介護の負担を減らすことが大切です。これらのナイトケアサービスについて、より詳しく知りたいなら「在宅介護を助けるナイトケア」をチェックしてみてください。